修理をする者へのホント、冒涜ですよ。
2023年8月3日
BIGの問題でマスコミの捉え方が一部おかしな方向に行ってます。
保険会社用に「傷や凹みの損傷箇所の傷を大きく写して過大に評価して画像を送る」とありましたが、これは詐欺でもなければなんでもないですね。
普通にやりますよ、損傷を大きく写すと言う概念よりも損傷した箇所の最大限の被害状態を撮るって考えなので、工賃も最大限の工数で交渉するんですよ。
お客が持ってきた傷や凹み、何もいじらない(当たり前ですけど、、)デフォルトの傷そのものが保険の対応部になるんですから小細工せずに最大限大きく撮影、で保険会社に送るってのは当然のことですけどね。
そもそもの問題が「損傷にノルマ」っておかしい考えが論点になってるので、変な方向に行っちゃうのね。
搬入した損傷車の傷に細工して大きくして写真を撮って送るってのがNGで、損傷はそのままでその損傷の持ってる負の性質を最大限汲み取って写して送るのは全然OKでその方が保険会社と工場側の両者のためにもなる。
工場も損傷範囲のちゃんとした工数をMAXでもらえるし保険会社も後で不払いなんて事にもならない。不審ならアジャスター出動となり現物見れば済む事ですから。
「ヘッドライトのカバーを割って新品に交換しないで納車する」って報道も見かけましたが、カバー割ったら交換しないとダメでしょ。そのまんまじゃお客に指摘される。最初に報道されていたのはライトの足の部分(ステー部分)を折って、その部分は見えない部分なので交換した事にしてそのまま納車ってなると辻褄が合ってきます。
ヘンな辻褄ですけど。
「バンパーを押してフェンダーに歪みをつける」と言う報道が時を経て、「バンパーを力尽くで押し込みフェンダーに干渉傷を付ける」って報道もありました。これもね、最初の報道の押して歪みだと事故あるあるだけど後者の押して傷を付けるんじゃワイらに言わせると全く通りが通ってない。
その他ドライバーで傷つけるやサンドペーパーで余計なところに傷を付けるってのは最初から報道されてますけど、修理屋に言わせるとそんなん絶対バレるでしょと言うのが答え。こちら最初から眉唾のお話。
ドライバーの傷で不正ってのはイタズラ傷を車両保険で直す時と推測しますが、何で傷つけられたかわからない傷にドライバーで傷つけても線種からアジャスターは絶対に見抜きますから。
うまくやるのか?(笑
話題のゴルフボール、これは雹害ではわからないですね。もうね、耳を疑った、、、そこまでやるのかと(笑
後ですね、どこの方か忘れましたけど「保険の等級が下がる問題」があると言っておりましたが、そもそもが保険使って直す事態が等級ダウンの前提ですから、中に金額により等級が決まる様な事テレビで言ってる人もいましたね。
ま、そう言う特約もありますけど、ほとんどが修理金額に関わらず等級は同じ条件で下がります。
ワイの勉強不足か、それにしてもおかしな報道をするテレビ局がたくさんあります。
話がそれましたが、小細工のほとんどがアジャスターに見せると一発でバレる様な幼稚な物ばかり。
今まで否定され工数も減らされてずっと過ごして来ましたから、ワイらは問題の「も」の字もなく平穏に過ごしてきましたけど様々な報道を見ていると
アジャスターが関与していない!
わけが無いクサ〜〜ィ案件ばかりなのでR
今後の報道を注視して行こうと思います。