安倍氏逝く。

安倍元総理の訃報のニュースが入ってきました。

 

正確に言えば午前11時ごろ暴漢に銃撃され病院に運ばれるも心肺停止の状態で、その後に集中治療室で処置をされているというニュースでしたので「持ち直した」と思ったんですが、夕方のニュースで死亡と報道されてしまいました。

 

各国では暗殺と報道されておりましたがこの現代日本で銃を使った演説中の暗殺なんて事件は思いもしませんです。

 

過去の政治家への暗殺事件は長崎市長の襲撃事件や壇上でナイフで襲われた閣僚もいましたな、あとは思い出す限りそうとう昔の歴史上の出来事しか出て来ない。

 

犬養毅暗殺事件（５.１５）や２.２６の大量閣僚暗殺事件、もっと古く言えば坂本龍馬までさか上るくらいそんな事件くらいしかまず頭によぎりません、昨今の平和な現代には全くと言っていいほど馴染みのない事件なのは確かであります。

 

現に音がした瞬間は誰も銃声とは思わずもちろん逃げもせず、あんな接近していた犯人でしかも筒ん棒バッグから出してるのに止められなかった警官がいるくらいですからね、SPの方達もまさか銃を使う暗殺なんて全くと言って良いほど予測はしてなかったでしょう。

 

そのうちにもっと詳しく動機や犯人像、Vが多く上がってくると思いますが、今日の時点の報道ベースでの動機ではまっ事単純で自分勝手な理由でありました。

 

過去に日本で起きた暗殺は、言葉は悪いんですけど犯人はしっかりとした悪しき目的・理論というか信念を持って、相反する相手を殺害したわけですよ、今の所の動機はただ誰でも良いと言うか、そんな軽率な理由で動いちゃうからオソロシイです。

 

 

そして世界からも弔事が届いておりまして、とりわけ目立つのがロシアからの弔事であります。こんな時期ですからね、色々と感慨深い物があります。

 

日露の絆を切り拓いた方でありますから朋友のプーチン大統領からも当然お言葉があって然りで、中でも驚いたのがあのぺスコフ報道官の「安倍氏への襲撃を強く非難する」「日本国民に深い哀悼の意を表する」って言葉が得体の知れない親近感さえも覚えてしまいますが、まぁここは一つ変な勘ぐりや先入観はなくしてロシアのお心遣いを一国民として頂戴しようではありませんか。

 

自分は安倍元総理の政策は賛同出来るものあり、またそうでもない事もありましたが、日本を支えて頂いた方なので大変残念に思います。

 

謹んでご冥福をお祈りいたします。